ニュース 記事詳細
2023.08.28【ニュース】
信州大学腎臓内科の研究論文(症例報告)がCase Reports in Rheumatologyに掲載されました
信州大学腎臓内科の研究論文(症例報告)がCase Reports in Rheumatologyに掲載されました。
信州大学腎臓内科のサポートのもと、初期臨床研修医として当科で研修していた小林先生(現在、血液内科医)が作成してくれました。
A Case of an Elderly Woman Who Developed Corneal Perforation in the Clinical Course of Myeloperoxidase Positive Antineutrophil Cytoplasmic Antibody-Associated Vasculitis
Shuhei Kobayashi, Makoto Harada, Aiko Yamada, Yasuhiro Iesato, Koji Hashimoto, Yuji Kamijo
信州大学医学部附属病院の経験・臨床データを用いた研究です。
ANCA関連血管炎の治療経過中に、血液検査データ(CRPやMPO-ANCA)の悪化を認めずに角膜穿孔を合併した症例を報告しています。ANCA関連血管炎の診療において血液検査だけでなく、眼も含めた全身診察の重要性を述べています。臨床診療上の示唆に富む重要な研究です。