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2019.02.01
第54回腎臓病教室の報告
平成30年12月15日（土）に開催された
全ての班に当院スタッフが入り、会話をしながら調理が進み...
第54回信州大学医学部附属病院腎臓病教室について
報告いたします。
今回は「腎臓を守る食事」をテーマに
講義と調理実習を行いました。
献立は麻婆豆腐をメインとし、
冬に美味しい白菜と大根を使った副菜を
組み合わせたメニューとなりました。
まずは当日の講義の様子です。
当日の献立と結びつけながら、
腎臓のために毎日の食事でどんな工夫をすれば良いか
当院の管理栄養士が説明させていただきました。
医師も同席し、参加者からの質問などにも
対応させていただきました。
続いて調理実習に取り組みました。
全ての班に当院スタッフが入り、会話をしながら調理が進み...そして完成です。
色合い的には地味な麻婆豆腐ですが、
味的には、実はかなり美味しかったです。
香辛料の香り立つ、本格的な中華料理の味わいでした！
市販の麻婆豆腐の素を使用して作ったものと味比べもしました。
市販のものは甘めに感じられ、無難な味ではあるのですが、
今回手作りしたものに比べると、香辛料のフレッシュさが違うという印象でした。
マーボー豆腐のような中華料理は、
炒める油でカロリーアップが期待でき、
香辛料を多種使用して味付けが複雑になる分、
塩分を減らせるので、
腎臓病の方には適したメニューと言えます。
副菜の方も、野菜をゆでこぼしてカリウムを減らし、
辛味、香り、酸味もあって、塩味に頼らなくても
美味しく食べられる工夫がされていました。
大根はマヨネーズであえましたが、
マヨネーズは高カロリーで低塩、
酸味・コク・旨みもあって、
腎臓病の患者さんには適した調味料といえるそうです。
もちろん使い過ぎはいけませんが。
今回の報告は以上となります。
次回の腎臓病教室については夏頃、
また案内を掲載させていただく予定です。
詳しいレシピは以下をご覧ください。
