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2018.08.03
第53回腎臓病教室の報告
平成30年7月7日(土)に開催されました
腎臓病教室(調理実習)について報告させていただきます。
テーマは前回に引き続き「エネルギー確保と減塩」という事でメニューは、、、
・冷やしぶっかけうどん
・串カツ ~手作りサルサソース添え~
・きゅうりの辛子味噌あえ
...いかにも夏!という感じですね。
「エネルギー確保」という点では串カツの油脂がポイント。
脂肪の多いバラ肉を油で揚げてカロリーアップしています。
「減塩」のコツとしては、おもに次の3点となります。
1)だしを効かせる
うどんのつゆのダシを鰹節でしっかりとって旨みを効かせます。
→うまみが強いと少ない塩分でも美味しく食べられます。
2)酸味や辛味、風味を効かせる
いろいろな薬味、すだち、サルサソース、ごま油、豆板醤などが
味に変化やインパクトをもたらし、薄味でも飽きずに食べられます。
ごま油はカロリーアップも期待できますね。
3)きゅうりは塩もみでなく、砂糖もみで水分を出す。
これはちょっと画期的な方法ですが、砂糖も水を引き出す力があり、
素材を美味しくしてくれます。
サルサソースはメキシコ料理でよく使われますが、
普段食べ慣れない方も多いことでしょう。
トマト、レモンの酸味とチリペッパーの辛味を生かしたソースで
とんかつソースに比べ、かなり減塩できます。
参加された方々にも美味しかったと好評でした。
当日の様子です。