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業務内容

基本理念

“こだわり”と“ぬくもり”が伝わる“手作り医療”

私たち信州大学腎臓内科は、学問的知見・客観的視点・そして個々の臨床データから導きだされる診断・治療根拠に対する冷静な“こだわり”と、患者さん一人一人の個性・身体的特徴・生活環境・考え方を考慮した優しい“ぬくもり”、を大切にした医療を実践したいと考えています。それは、マニュアルやガイドラインを盲目的に順守するのではなく、その中身や意味を深く理解した上で個々の病状と照らし合わせ、検査・治療方法を熟考していく姿勢につながり、さらには、その思考過程が新たなエビデンスを生みだす土壌となります。ロボットでは出来ない、でも、人間だからこそ出来る“考える。そして、創造する”ということを、明日を担う若い医療者の体に染み込ませることが、大学の使命だと信じています。

学問的な確固たる知識背景のもと、医療スタッフと患者さんが同じ目線で一緒に考え、誰もが納得できる医療を“手作り”すること、また、そのような仲間を育成し、最高のチームワークで最善の医療を世界に拡散していくのが我々の目標であり、目的です。
腎臓は、あらゆる疾患や臓器の状況を映し出す“からだの鏡”であり、未知の部分が多い臓器です。現在判明していることは、その複雑な機能の一端に過ぎません。患者さんの声に丁寧に耳を傾け、その過程で発見した新しい真実を世界に発信し、未来の医療に還元することを目指しながら、我々は日々歩み続けます。
このホームページを通じ、信州大学腎臓内科の理念が“あなた”に伝わることを願っています。

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